

スーパービジョン(SV)とは
精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)の成長に欠かせないもので、契約に基づき、ソーシャルワーカーの専門性や価値に照らした自己点検・自己洞察を、同じ専門職であるスーパーバイザーとの双方向のやり取りを通して行うことで、気づき・成長・成熟にいたるプロセスです。バイジーだけでなくバイザーにおいても学びや気づきの場面となり、精神障害を持つ方々の「より良い生活の実現」に寄与することに繋がります。
※目の前のクライエントに焦点が当たる事例検討や、所属組織での業務に必要なスキルを身に付けることを目的としたOJT(On the Job Training)とは異なります。

PSW・精神保健福祉士とは
精神保健福祉領域のソーシャルワーカーで、精神科ソーシャルワーカー(PSW:Psychiatric Social Worker)という名称で1950年代より精神科医療機関を中心に医療チームの一員として導入された歴史のある専門職です。その後1997年に精神保健福祉士という国家資格が誕生しました。社会福祉学を学問的基盤として、精神障害者の抱える生活問題や社会問題の解決のための援助や、社会参加に向けての支援活動を通して、その人らしいライフスタイルの獲得を支援することを目標としています。

神奈川精神保健福祉スーパービジョン研究会(KSV)とは
2014年9月、(公社)日本精神保健福祉士協会の認定スーパーバイザー資格(以下、認定SVR)を有する県下の精神保健福祉士4名で発足し、神奈川県内で、精神保健福祉分野のスーパービジョン の普及を目的に活動してきました。現在は、認定SVRとスーパービジョンに関心のある精神保健福祉士が集まり、グループスーパービジョンを中心に個別スーパービジョン、スーパービジョンの普及イベント、自身の日頃の業務や関わりを振り返るための研修会等の企画、運営を行っています。


規約
活動概要
・グループスーパービジョン企画運営
・普及イベント(基礎講座、ワークショップなど)企画運営
・学会発表
・運営会議(原則、毎月第一火曜日)
